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[電験・エネ管]独学のための教科書と問題集の使い分け

2021年6月24日

どうも、いちにょきです!

さて、これから電験やエネ管を独学で勉強される皆さんは、何かしら参考書や問題集などの書籍を買うことになると思います。

独学で勉強する際に使う書籍は、様々な事項を説明している教科書のようなものと、問題演習およびその解説を主眼とする問題集の二つに大別されると思います。

今回は電験3~1種とエネ管を独学で合格した私が考える、教科書と問題集の使い分けについて解説していきます。

教科書と問題集の使い方

王道の勉強方法

さて、みなさんは中学や高校などでどのような教材を使って勉強しましたか?

おそらく多くの人は教科書で先に勉強し、そのあと問題集をやってテストに備えたのではないでしょうか。

独学でも基本はこの流れで勉強するのがよいと思います。

もし、全く知識がない状態でいきなり問題集から学習を始めた場合、問題を全く解くことができずに、ひたすら解説を読んで、さらにわからないところは自分で調べるということになります。

この場合、非常に効率が悪く、挫折しやすいです。

前提知識がない人は教科書で試験範囲を体系的に学習した後で、問題集で演習を重ねるのが一番の近道です。

問題集で間違えたところやわからなかったところは教科書などで復習し、反復して長期記憶に定着させましょう。

問題集から勉強を始めるほうがよい場合もある

しかし、状況によってはこのやり方が必ずしも効率の良いやり方かというとそうではありません。

実は、ある程度前提知識があり、教科書を使わなくても問題集が理解できるレベルにあれば、問題集から始めるほうが効率がよいです。

試験に合格するには問題を解かなければいけませんが、逆に言えば問題が解ければ試験には受かります。

つまり問題集を解ける実力が付くことは、試験に合格する実力が付くことを意味しています。

問題集から始めて問題が解けるようになれば、教科書を使う時間とお金が節約できますね

なので、教科書がなくても問題集で挫折せずに勉強を進められる前提知識があれば、問題集から始めるほうが早く合格を手にできるでしょう。

前提知識がない初学者は教科書→問題集

前提知識があればいきなり問題集をやる方が効率が良い

頻出問題集と過去問解答集の使い分け

問題集には「〇〇年分の過去問解答集」と、頻出問題を厳選した「頻出問題集」の二つに大別されます。

例:過去10年分の電験二種二次試験解答集

例:電験二種二次試験の頻出問題集

これらの使い分けですが、優先してやるべきは頻出問題集です。

これは当然なのですが、出る確率の高い問題から解けるようにすることが合格への近道だからです。

頻出問題集で典型的な問題が解けるようになったら、最後の仕上げとして過去問解答集を解きまくって演習を積んでください。

問題集は過去問解答集よりも頻出問題集を先にやる

独学のための教科書と問題集の使い分け(まとめ)

さて、今回は教科書的な参考書と問題集の使い分けについて解説しました。ポイントをまとめます。

  • 前提知識がない初学者は、教科書→問題集の順番に学習するのがよい
  • 前提知識がある場合は問題集から始めるのが効率が良い
  • 問題集は過去問解答集よりも頻出問題集を先にやる

効率の良い方法で合格を目指しましょう(^^)/

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